2011年04月27日
ゆっくりと前を向こう 2
続きです。
☆心に留めておきたいこと 2☆
あの震災からまだ二ヶ月も経っていません。何もかもがスタートしたばかりです。
いつまでに経済状態が回復するか、いつまでに街が復興するか、いつまでにさまざまなことが好転するか、まだ誰にも何もわからない状態です。確実に言えることは、この先の道のりは長いということ。
すべてにおいて長期化するということです。この認識がないと、途中で前に進むことが非常に苦しくなってきます。
今必要なことはペース配分です。ゴールがどこにあるか分からない状態でペース配分を行うことは至難の技ですが、このような時は「自分のペース」を思い出すことが一番です。
人生を走るペースは人それぞれ違います。まずは、3月11日以前の自分のペースを取り戻して下さい。
今この時期に避けたいことは、以上にテンションが上がった状態=暴走状態です。阪神大震災の時も、震災直後から数ヶ月の間にテンション上げすぎた人達が、半年後、一年後、三年後に心身ともにバランスを崩してしまうケースが多く見られました。
頑張れテンション全開でボランティア活動やその他すべてのことを張り切って行い、前向きに突っ走った結果 自分自身が燃え尽きてしまったのです。
☆私達はマラソンランナー☆
落ち込んでいる人、不安だらけの人、一時的に心のバランスを失っている人達は、走ることに疲れ 一時的に「座って休んでいる」状態のランナー。
心のバランスがとれ、前向きに生きている人は「歩いている、走っている」ランナーだとイメージして下さい。
歩いているランナーが疲れて休んでいるランナーに「頑張れ!元気になって!」のメッセージや「こうしたほうがいいよ」といったアドバイスを行うことは休んでいるランナーを無理矢理立ち上がらせ、走らせようとする行為です。
そのことによって相手はどれだけ負担に感じることでしょう。自分が前を向いて歩いている時に休んでるランナーを見ると手を引いて「一緒に歩こう」と言いたくなる気持ちもわかります。
ただ歩き出すタイミングも、休むタイミングも、決めるのは自分自身です。それが自分の人生を生きるということでもあります。
※今日から始めるあなたの心の癒し方2※
1 復興はマラソンであることを念頭におき、自分のペースを取り戻す。
2 自分のペースを取り戻し、自分が今までやってきたことを淡々と繰り返す。
3 自分自身の心のコップを満たすこと、それができてからの目の前にいる大切な人のサポートをする。
4 1〜3がきちんとでき、まだ余力があるならボランティアなどで地域の人達のサポートをする。
すべて「まず自分から」が鉄則。あなた自身が本当の笑顔を取り戻し、きちんと自分自身のケアをできる状態にすることが先決です。
それができたら目の前の人、次に地域の人達の順。遠くの人達を笑顔にしても、あなたの目の前にいる家族や友人が泣いていたのではどうしようもありません。
さまざまな支援活動をテレビなどで目にすると、いても立ってもいられなくなることがあるでしょう。
ですが復興は長期戦です。まずは自分が今までやってきたことの延長線上で何ができるかを考え、できる範囲内で無理なく負担なく行動を起こすことが大切です。
人にはそれぞれ役割があります。「自分の役割は何だろう」と自問することで、自分がやるべきこと、できることが明確になってきます。
今は多くの支援活動が行われてますが、一年が過ぎマスコミにも取り上げられなくなり、風化し始めてくるタイミングが一番怖いと私は思っています。年数が経っても被災地での戦いは続いています。人手が欲しい状態が続いています。
今すぐにではなく、半年後一年後に支援活動すると決めることも非常に大切なことです。
☆心に留めておきたいこと 2☆
あの震災からまだ二ヶ月も経っていません。何もかもがスタートしたばかりです。
いつまでに経済状態が回復するか、いつまでに街が復興するか、いつまでにさまざまなことが好転するか、まだ誰にも何もわからない状態です。確実に言えることは、この先の道のりは長いということ。
すべてにおいて長期化するということです。この認識がないと、途中で前に進むことが非常に苦しくなってきます。
今必要なことはペース配分です。ゴールがどこにあるか分からない状態でペース配分を行うことは至難の技ですが、このような時は「自分のペース」を思い出すことが一番です。
人生を走るペースは人それぞれ違います。まずは、3月11日以前の自分のペースを取り戻して下さい。
今この時期に避けたいことは、以上にテンションが上がった状態=暴走状態です。阪神大震災の時も、震災直後から数ヶ月の間にテンション上げすぎた人達が、半年後、一年後、三年後に心身ともにバランスを崩してしまうケースが多く見られました。
頑張れテンション全開でボランティア活動やその他すべてのことを張り切って行い、前向きに突っ走った結果 自分自身が燃え尽きてしまったのです。
☆私達はマラソンランナー☆
落ち込んでいる人、不安だらけの人、一時的に心のバランスを失っている人達は、走ることに疲れ 一時的に「座って休んでいる」状態のランナー。
心のバランスがとれ、前向きに生きている人は「歩いている、走っている」ランナーだとイメージして下さい。
歩いているランナーが疲れて休んでいるランナーに「頑張れ!元気になって!」のメッセージや「こうしたほうがいいよ」といったアドバイスを行うことは休んでいるランナーを無理矢理立ち上がらせ、走らせようとする行為です。
そのことによって相手はどれだけ負担に感じることでしょう。自分が前を向いて歩いている時に休んでるランナーを見ると手を引いて「一緒に歩こう」と言いたくなる気持ちもわかります。
ただ歩き出すタイミングも、休むタイミングも、決めるのは自分自身です。それが自分の人生を生きるということでもあります。
※今日から始めるあなたの心の癒し方2※
1 復興はマラソンであることを念頭におき、自分のペースを取り戻す。
2 自分のペースを取り戻し、自分が今までやってきたことを淡々と繰り返す。
3 自分自身の心のコップを満たすこと、それができてからの目の前にいる大切な人のサポートをする。
4 1〜3がきちんとでき、まだ余力があるならボランティアなどで地域の人達のサポートをする。
すべて「まず自分から」が鉄則。あなた自身が本当の笑顔を取り戻し、きちんと自分自身のケアをできる状態にすることが先決です。
それができたら目の前の人、次に地域の人達の順。遠くの人達を笑顔にしても、あなたの目の前にいる家族や友人が泣いていたのではどうしようもありません。
さまざまな支援活動をテレビなどで目にすると、いても立ってもいられなくなることがあるでしょう。
ですが復興は長期戦です。まずは自分が今までやってきたことの延長線上で何ができるかを考え、できる範囲内で無理なく負担なく行動を起こすことが大切です。
人にはそれぞれ役割があります。「自分の役割は何だろう」と自問することで、自分がやるべきこと、できることが明確になってきます。
今は多くの支援活動が行われてますが、一年が過ぎマスコミにも取り上げられなくなり、風化し始めてくるタイミングが一番怖いと私は思っています。年数が経っても被災地での戦いは続いています。人手が欲しい状態が続いています。
今すぐにではなく、半年後一年後に支援活動すると決めることも非常に大切なことです。
☆心の状態は日々変化する☆
●震災当日〜一週間前後
◇現実把握すらできない状況の人達が多い。電気が復旧するまでは情報収集が困難(まさにそうでした。電池式ラジオでニュース聴いてたものの、テレビついて映像観てビックリしたよ。さらに最近YouTubeの当日ニュース観てビックリしたわ)
◇大切な人達の安否確認ができるまで思考停止状態に陥る人達が多い(オトンの実家となかなか連絡取れなかったのでオトンはきっと辛かったんじゃないかと)
◇生き残ったことへの喜び、大切な人達の無事を確認したときの喜びを感じる。安堵感を通り越し急激な躁状態になる場合がある(地震後すぐ仕事に行ったとき 皆こんな感じでした)
◇「いま、ここ」にいる人達と手を取り合って「いま ここ」で起こっていることを乗り越えようという気持ちになる。「いま」に意識が集中している状態(これも職場でこんな感じだったかな)
●一週間以降
◇生き残ったことへの喜びから一転、生き残ったことへの罪悪感。普通の暮らしをしていることへの罪悪感がわきやすい(この頃物資調達で大変だったから 罪悪感はあまりなかったような…)
◇「いま、ここ」の意識が未来へと移り、不安な気持ちが少しずつ出てくる。
◇ちょっと疲れたかなと心身の疲れに気がつく余裕が出てくる傾向にある(一週間ぶりに湯舟に浸かったとき、疲れたなぁという感覚が戻りました)
●一ヶ月以降
◇元の生活に戻っている人でも漠然とした不安に襲われる(仕事復帰できたからまだ軽くて済んだけど、仕事なくなってたらめちゃめちゃ不安だったかも)
◇想定外の出来事が起こりやすいのもこの時期(まさに二度目の大きな地震)。当初の計画とは違ってくる、思い通りにいかないなど、焦りやイライラ感が出てくる(これはオトンかな。震災後仕事暇になってかなりイライラしてました)
◇私はこのままでいいのか?何か特別なことをしなくてはいけないのか?自分のしていることに自信がもてなくなったり自分自身を見失いやすくなる(家に居たときはこんな感じでした。何かしなきゃいけないんじゃないかと焦ってた)
◇一気に疲れを感じたり、やる気がなくなったり、精神的にも肉体的にもバランスが取りにくくなる(確かに先週辺りからやたら疲れる。職場でも皆「疲れた。家事するのしんどい」という声聞こえてます。鬼嫁は疲れたときは家事放棄して→震災前からですが。ガッツリ寝ます)
手が吊りそうなんでまだ続く…
●震災当日〜一週間前後
◇現実把握すらできない状況の人達が多い。電気が復旧するまでは情報収集が困難(まさにそうでした。電池式ラジオでニュース聴いてたものの、テレビついて映像観てビックリしたよ。さらに最近YouTubeの当日ニュース観てビックリしたわ)
◇大切な人達の安否確認ができるまで思考停止状態に陥る人達が多い(オトンの実家となかなか連絡取れなかったのでオトンはきっと辛かったんじゃないかと)
◇生き残ったことへの喜び、大切な人達の無事を確認したときの喜びを感じる。安堵感を通り越し急激な躁状態になる場合がある(地震後すぐ仕事に行ったとき 皆こんな感じでした)
◇「いま、ここ」にいる人達と手を取り合って「いま ここ」で起こっていることを乗り越えようという気持ちになる。「いま」に意識が集中している状態(これも職場でこんな感じだったかな)
●一週間以降
◇生き残ったことへの喜びから一転、生き残ったことへの罪悪感。普通の暮らしをしていることへの罪悪感がわきやすい(この頃物資調達で大変だったから 罪悪感はあまりなかったような…)
◇「いま、ここ」の意識が未来へと移り、不安な気持ちが少しずつ出てくる。
◇ちょっと疲れたかなと心身の疲れに気がつく余裕が出てくる傾向にある(一週間ぶりに湯舟に浸かったとき、疲れたなぁという感覚が戻りました)
●一ヶ月以降
◇元の生活に戻っている人でも漠然とした不安に襲われる(仕事復帰できたからまだ軽くて済んだけど、仕事なくなってたらめちゃめちゃ不安だったかも)
◇想定外の出来事が起こりやすいのもこの時期(まさに二度目の大きな地震)。当初の計画とは違ってくる、思い通りにいかないなど、焦りやイライラ感が出てくる(これはオトンかな。震災後仕事暇になってかなりイライラしてました)
◇私はこのままでいいのか?何か特別なことをしなくてはいけないのか?自分のしていることに自信がもてなくなったり自分自身を見失いやすくなる(家に居たときはこんな感じでした。何かしなきゃいけないんじゃないかと焦ってた)
◇一気に疲れを感じたり、やる気がなくなったり、精神的にも肉体的にもバランスが取りにくくなる(確かに先週辺りからやたら疲れる。職場でも皆「疲れた。家事するのしんどい」という声聞こえてます。鬼嫁は疲れたときは家事放棄して→震災前からですが。ガッツリ寝ます)
手が吊りそうなんでまだ続く…
Posted by ベティニャン at 14:20│Comments(0)
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