美人薄命

ベティニャン

2012年04月06日 12:10

東京の叔母が亡くなりました。
昨日帰ったら弟からメールが来てビックリ。
オカンの時もだったけど突然…

昔 着物の仕事をしてた叔母。三鷹から銀座まで一時間以上かけてシャキッと着物着て仕事に行ってた叔母は憧れでした。
渋〜い紬が好きで、スタイルも良くて綺麗でほとんど白髪もない長い黒髪をキリッと結ってた姿。

うちのオカンが「おばちゃんは物にこだわりがあるから面倒臭いのよ〜」と笑ってたけど、今なら叔母ちゃんの気持ちすごくよく分かります。
自分でいい物を見る目、いい物にこだわりがなければ着物の仕事出来ないんだよね。

着物嫌いだった鬼嫁が着物好きになった大島紬。オカンのだと思ってたけどオカンにしては鬼嫁の寸法ピッタリだったから、今思えば叔母ちゃんが見立てて作ってくれてた物なのかも…そんな着物が数枚あるから大切に着よう。

お葬式は娘達だけでするそうなので、参列しません。お墓が仙台だから納骨の時に行きます。鬼嫁ん家のすぐ近所。オカンのお墓もすぐ近くだから姉妹でしょっちゅう会えるね〜。

てか鬼嫁ん家で二人でお茶してるんじゃ(笑)ダラダラしてたら怒られそうだな( ̄▽ ̄;)

美人薄命という歳はとっくに過ぎてますが、まだ七十代半ば。早いよなぁ。




この前の東京で叔母が働いてたお店で買った帯揚げ。大島にピッタリだと思うのね。帯締めは上野の道明さんでオトンに買ってもらった物。叔母ちゃんの着物好きな血は私が引き継いでいこう。


それにしても大人になるとどんどん自分の味方だった人達がいなくなるんだな…ちょっと淋しい今日この頃です。




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